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東北地方・太平洋沖地震で被災された皆様へ謹んでお見舞い申し上げます。
懸命な救援活動をされております関係者の皆様 感謝申しあげます。
不動産の話題ではありませんが、経理を担当しております立場で複式簿記についての雑感です。
複式簿記の原理は1494年イタリアの修道僧であり、数学者のルカ・パチョリーが知的に創造し近代会計のもとになっております。
イタリアルネサンスの最盛の頃商業の内容は質・量とも拡大し商人の記帳処理を勉強していたルカ・パチョリーは未来の人類経済に信用を与える記帳処理方法を確立しなければと考えておりました。ある時、満天の星空を眺め地球に存在するすべての営みは宇宙の秩序を保つ聖なるバランスがあると悟り、バランス哲学を商業に取り入れ二重性概念による複式簿記の理論を発表しました。
簡単なお話をすると
たとえば今5億円を借り入れ工場を建設したとします。
確かに借金は5億円あり、大変だということになります。
しかし反対側には工場の建物という資産があります。工場では物を生産し、人々を雇用し物を作り出し経済活動がなりたっています。借金だけをみれば大変ですが、長い目でみるとそれ以上の価値を生み出します。またいざという時は売却することも可能です。
国の借金だけを宣伝し、大変だから増税をしなければ・・・・といっています。
今 増税をしたら大変です。
皆さんも複式簿記について考えていただければ幸いです。
不動産のお問合せは (有) 山地不動産企画 0143-85-5573まで お願いいたします。